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【フィリピン 起業】フィリピンの起業する前に知っておかなくてはいけない事

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こんにちは、ミキオです。

今日はフィリピンで起業したいと思っている方に、失敗しない為に知っておくべき事をお伝えします。

 

私自身、8年前に日本からフィリピンに来て右も左もわからないまま、日本と同じ感覚でビジネスをスタートさせました。

 

「人件費や家賃が安く、固定費が日本より安く商品を提供できる」

「日本のクオリティがあったら他の商品より必ず売れる」

 

そんな、曖昧な状態でビジネスをスタートさせ、結果何年も時間を無駄にしてきました。今、もしフィリピンで新しいビジネスをスタートさせるなら、同じような失敗はもうしたくありませんし、これから来る日本人にも同じ苦労をして欲しくないと思っています。

 

【フィリピン 起業】フィリピンの起業する前に知っておかなくてはいけない事

 

フィリピンってどんな国?

 

ASEANに所属する東南アジアの国です。日本と同じように、多数の島国で構成されており、世界的に見ても今後10〜20年で成長が著しい国の一つです。ASEANは6億人マーケットであり、日本から飛行機でフィリピンなら4時間程度という立地を考えると、欧米に比べはるかにスタートしやすい環境であることは間違いないです。

人口が増え続けている

今のASEANの状況は、60~70年代日本とよく似ていて、右肩上がりで成長を続けています。特に、その中でもフィリピンは平均年齢が20代前半であり、これから先何十年も人口ボーナスがあると言われています。当然、今後10年で70%が中間層になり、消費が拡大することが想定される中でビジネスチャンスが多く存在し、世界中から日々我先にとフィリピンに進出してきています。

 

多くの日本人が失敗するポイント

 

 調査してからスタートしよう病

 

おそらく多くの日本人がビジネスをしようと決めた段階で、フィリピンに知り合いや、仲間がいる人は少ないと思います。そのため、まず最初にインターネットで調べたり、現地に行って視察をしたりする方も多いのではないでしょうか?そのこと自体はなんら悪い事ではなく、逆にやらないよりやったほうがいいと思います。

問題は、その中身と次のアクションなのです。毎年多くの日本人は現地調査に来られ、現地のフィリピン人にヒアリングを行います。その際に、日本人は調査のつもりで来ているので、この情報をもとに検討するという考え方ですが、現地の人間はすでにこのタイミングでいつスタートするの?という事にしか興味がありません。その為に、どんなにいい条件だったとしても、「日本に帰って検討します」の一言で、現地の人間はこの人はビジネスをやる気がないんだなと思われ、2回目から相手にしてもらえなくなるのです。この最初のタイミングに、いくらならすぐにでもスタートできるとか、気持ちは明日からでもしたいと言った意志を感じてもらうことが大切なのです。

また、多くの日本人が日本のクオリティーをそのまま持ってこようとして失敗します。なぜか、フィリピンにそれを実現させるだけの土壌はまだありません。つまり、やりたくてもできないのです。例えば、内装ひとつ取ってみても、日本で2週間でできる内装が、フィリピンでは3ヶ月かかることがほとんどです。インターネット配線も、今日行くと行ってから2ヶ月待たされることもあります。結果、完璧を求めれば求めるほど、時間とお金ばかかりかかってしまい、最後に心が折れて皆さん諦められます。大切なことは、できるだけスタートまでに時間をかけずに、小さく始めて、大きく育てる意識です。